予期せぬ強風や竜巻が自分の身に襲いかかってきたらどうしますか?
強風や竜巻に巻き込まれて死亡するケースがあります。
日本でも最近気温の変化で類にも見ない竜巻が全国各地で発生しております。
最近でしたら2006年9月17日宮崎県の延岡市で発生した竜巻は全壊79棟、半壊348棟と短時間の間に凄まじい被害だけ残して去って行きました。
竜巻の発生時期
一瞬の間に一軒家が飛ばされたり破壊されたり、大きなダンプカーが飛ばされたりと想像できないくらいの凄まじい破壊力を持った竜巻は一体いつ発生するのでしょうか?
竜巻が発生しやすい時期は9月・10月・11月です。
その中でもピークが9月だと言われています。
この時期はちょうど台風に伴う竜巻や寒気の南下に伴う竜巻が多く発生するのです。
一瞬のうちに現れて
竜巻への対策
街を一気に破壊するだけして去っていく竜巻に対してどのような対策をとればよいのでしょうか?
まず竜巻が発生したと気が付いたら逃げても遅いですし、建物の中にいてても被害に遭うケースも非常に多いのです。
実は竜巻で亡くなった方の例を挙げてみると、ほとんどが屋内で亡くなっているのです。
屋内にいれば安全という考えかもしれないですが、自分がいる建物は強いものなのかどうかをしっかりと確認しないといけません。
何しろ竜巻は一軒家でも大きな体育館でも破壊することができる威力を持っています。
竜巻の前兆
そして竜巻が発生する前兆があります。
それは真っ黒い雲が近づいてきて急に暗くなる、雷が鳴って稲妻が光り、急に冷たい風が吹き出し、大粒の雨やひょうが降ってくるのです。
この前兆を感じることができたらすぐに遠い場所または鉄筋コンクリートでできている頑丈なビルへ逃げ込むなど避難するように心がけてください。
竜巻に次いで恐ろしい台風などの強風対策と被害についても触れておきましょう。
日本は台風列島と言われるくらい台風が毎年のようにやってきます。
台風が過ぎ去った後は、必ず農作物に大きな影響を残したり、台風による大雨の増水や氾濫、がけ崩れが発生します。
台風の時には絶対に用水路や川など水辺に近づかないでください。
高齢者の方が毎年のように畑の様子をうかがうために用水路へ近づき増水した用水路に巻き込まれて溺死するケースが相次いでいます。
農作物が心配なのはわかりますが、まず命を守るためにも自宅から一歩も出ないようにするのが一番の対策です。
急な気温の変化などに感じたら強風や竜巻がやってくると察してすぐに頑丈な建物へ逃げ込みましょう。