常に噴火を恐れる桜島の噴火
桜島は昔から大噴火が何度も繰り返されてきました。
噴火活動は最初は御岳より活発に行われており、10000年以上前より噴火は起こっていたと言われています。
そしておよそ4500年ほど前より、南岳の活動が本格的に始まっていきます。
南岳は徐々に北岳へと覆いかぶさっていくように成長していき、現在まで桜島の火山は活発な活動を何度も続けています。
最近でも噴火が起こっており、徐々に桜島の周辺に住んでいる方に影響を与えていきました。
歴史の中では大正時代に噴火した時に溶岩が大量に流れていき、島だった桜島が大隅半島と陸続きの状態となっていきました。
昭和で起こった噴火では、溶岩も一緒に流れていき、1955年には火山灰が噴出されていった噴火活動が、何度も始まっていくことになります。
今日まで桜島は活動が続いており、何度も爆発を活発に繰り返している状況になっています。
桜島噴火に備えていくべきポイント
桜島での噴火は降灰を気にしなければならないため、常に直前に検討しなければならないポイントもあります。
例えば事前に火山灰が自宅などへ侵入してこないように、ドアや窓を閉めている状態にしたり、湿っているタオルを利用してドアの隙間であったり、外気を侵入していく場所に置いて火山灰を吸い取っていくように配慮していきましょう。
さらに雨が降って火山灰が詰まらないように縦どいを外していったり、気管支炎などを抱えている方のために屋内で過ごしていくように考えていかなければなりません。
そして桜島噴火によって降灰が起きてしまった時、とにかく通路などが火山灰で埋まってもパニックにならないように落ち着いて行動をしていきましょう。
どうしても外にいなければならない場合は、車中などへ避難していくようにしましょう。
常日頃からマスクやハンカチなどを用意しておき、噴火時に鼻と口を覆っていくといいでしょう。
そして仕事中であれば、降灰が始まっていく前に警報が発生した時に職場より早く帰宅するようにしましょう。
降灰が始まってしまった後は、活発に火山灰が降ってきたら無理をしないで帰宅しないで屋内にとどまっておきましょう。
そしてテレビやラジオなどで情報を確認していきながら、進展次第で行動をすることが大事です。
ある程度火山灰が落ち着いてきたら、清掃作業を実施していきます。
掃除を始めていく前には、しっかりと防塵マスクを着用して、丁寧に換気をしている状態で掃除を進めていきましょう。
掃除機を最初にかけてから、しっかりと濡れている状態の布で拭きとっていきます。
衣服に火山灰がついてしまった場合は、しっかりと脱いで拭き落としていくようにしていかなければなりません。
着実に火山灰を除去していくようにしましょう。