二度に渡り発生した熊本大地震
2016年の4月に発生した、熊本大地震。
その唐突に発生した大規模な地震に巻き込まれ、被災をした方は少なくありません。
震度状況は6~7と非常に大きく、死傷者、行方不明者、家屋損壊など、重大な被害を残しました。
そんな熊本大地震の大きな特徴として挙げられるのは、二度に渡る大規模な地震。
一度目の地震は4月14日夜、震度7を記録する地震が、熊本県全域で発生しました。
地震発生後、多くの方が避難場所へ避難したと言われています。
一旦揺れが落ち着き、状況確認や情報収集に追われていた4月16日。
熊本県全域で、更に大規模な地震が発生したのです。
この時の慎吾は同じく震度7越えの大規模地震とされており、一度目の地震に比べると、更に長く、大きい揺れに感じる方が多かったと言われています。
このように短期間で、一度ならず二度までも発生した大地震によって、家屋倒壊などの事態に巻き込まれたご家庭も少なくありませんでした。
情報が錯綜し、避難所によっては救援物資が足りない所も
このように、大規模な地震が起こったことは国内でも数少なく、現地に、非常に大きな爪痕を残しました。
それだけの混乱が起きているからこそ、情報も錯綜し、場合によっては、デマ情報が飛び交う事態にも発展したと言われています。
熊本県内の一部地域では、デマ情報や誤報が飛び交い、より一層困惑させられた方も少なくありません。
質の悪いいたずらはもちろん、親切心による誤報もあったことから、より状況が混乱してしまった地域もあったと言えるでしょう。
被災をした際には、情報収集は欠かすことが出来ませんが、情報の信ぴょう性、情報の発信源は、きちんと確認をすることが大切になります。
デマ情報に惑わされないためにも、ネット情報だけではなく、人伝の情報、メディアの情報収集を中心に、可能な限り集めていくように心がけましょう。
また、余りにも被害が大きかったこともあり、避難所によって、救援物資が行き届いていない所もあれば、反対に余りに余ってしまった場所もあるようです。
万が一の際には、安全を最優先した上で、いくつか避難所を訪れてみるというのも、一つの方法と言えるかもしれません。
復興、復旧に向かう熊本県
熊本県では現在、復興作業、復旧作業が着々と進められています。
これだけ多くの被害、爪痕を残した地震に負けないようにと、現地の方々はもちろん、現地の大手コンビニエンスストアなども、精力的に活動をされているのです。
復興のお手伝いをしようと、ボランティアに臨まれている学生さんも少なくありません。
何事も、助け合い精神を忘れずに、本当に必要な手助けをすることが、復興作業において非常に重要な部分になると言えるでしょう。