今までに起きた大きな地震って言うと、古くは関東大震災が有名です。
東京壊滅って言うくらい地震によって被害が出たので、
名実ともに日本最大級の地震だったのではないでしょうか。
東京は言うまでも無く日本の首都です。
関東大震災はその東京に地震が直撃するというのは一極集中で
日本の機能にダメージが与えられるということで、商業も工業も人も物も
東京に集まっていたため、その被害は相当なものだったそうです。
約10万人程の死者を出したということは、この東京という都市の
密集状態での災害の恐ろしさを語るには十分な値だと思います。
再び地震が起こる可能性はある
もし今の東京に関東大震災クラスの地震が来たらって思うと恐ろしい限りですが、
現に今関東に大震災が起きる可能性は充分にあります。
その事は東京に住む人のみならず、
日本全国の人がしっかりと認識しておく必要があるのです。
東京に地震がおきてもさほどたいしたことはないだろう、
という楽観的な考えではいけないのです。前提として東京には地震が起きる、
と考えて行動する事が大事を免れる術になるのです。
東京に直下型大震災が起きれば、関東大震災の時の被害を上回る可能性は
十分にあります。規模から見ても関東大震災の規模以上の地震が起きる
可能性の方が高いので、関東の地震対策はしっかりしないといけないのです。
大正時代の小説とかを読むと関東大震災に関しての記述は多く出ていますし、
その悲惨さは多くの小説に書かれています。
当時の人々にとって忘れようにも忘れられない災害になるのです。
しかし、時の流れによってそんな事は過去の事として意識が
決して保てているわけではありません。
その油断が被害拡大にもつながるような気がしてならないのです。
常に意識を忘れずに
昨年の東北大震災が起きてさえなお、関東に直下型地震が起きるわけないと
言うような気持ちで生活している人が多いのが日本の現状です。
一体どうすれば一人一人が地震に対してきちんとした意識でその対処を
行うようになるのかというのは最大の障壁であり、課題になってくると考えています。
関東大震災、阪神淡路大震災、東北大震災、こういった大地震が
日本各地で短いとも言える間隔で起きているという事実を忘れず、
日本はいつ大地震が起きてもおかしくないという事を
しっかり理解しないとならないと思います。
そのような事を想定して地震対策を行っておけば、大地震が起きた時でも
その被害を最小限に食い止める事が出来るはずです。
多くの人の命に関わる事ですから、早急に地震対策を進めるべきなのです。
過去の被害拡大の原因、理由をしっかり見直し、今後の災害対策に
活かすことが国単位のみならず個人単位でも課題になってくるでしょう。