平成26年8月豪雨によって大規模な豪雨被害が発生
京都府福知山市や、広島県などを中心に、全国各地で大規模な豪雨を記録した、平成26年8月豪雨。
台風11号、12号が続けて発生したことが大きな原因として発生したこちらの豪雨によって、全国各地で様々な豪雨被害が発生しました。
その中でも、京都府の福知山市を中心に発生した、福知山豪雨では、数多くのショッキング映像がニュースで報道され、豪雨の恐ろしさが伝えられました。
道路の冠水はもちろんのこと、成人女性の胸のあたりまで水位が溜まるような場所もあり、床下浸水、電柱や木々が流されるなどの事態に発展。
これらの豪雨被害によって多くの被害者を出し、復旧作業にも、多くの時間を費やしました。
観測史上最多の危険な豪雨
この福知山豪雨を始めとした、平成26年8月豪雨は、1920年からの観測史上最多の降水量を次々と記録。
全国各地のほとんどで、平年の二倍以上をマークし、一部地域では、5倍以上もの雨量に上ったと言われています。
これだけの雨量が続くことは未だかつてなかったと言っても過言ではなく、場合によっては、より多くの死傷者を出していても、おかしくなかったと言われています。
また、避難中に車が水に流されてしまった、避難が遅れて立ち往生する羽目になった、家に閉じ込められたという恐ろしい事態に陥った方も少なくないようです。
これだけの雨量になるとは誰も予期できなかったという点が、大きな理由と言えるでしょう。
豪雨対策も常日頃からしっかりと考えることが大切です
地震対策や津波対策など、災害対策として考えておかなければいけないものは、数多くあります。
適切なタイミングで、適切な対応をすることで、より被害を最小限に食い止め、災害を乗り切ることが出来ると言えるでしょう。
近年では防災意識が高まり、被災の際にも、一昔前に比べると、被害が少なくなった傾向があるようです。
ですが、豪雨の災害対策を考えている人は何故か非常に少なく、万が一災害に巻き込まれた際に、対応が遅れて一大事に繋がる方は少なくないようです。
豪雨被害もその他の災害と同じように、いつ何時自分が巻き込まれてしまうかわかりません。
場合によっては、命を失う危険性が非常に高く、対応が遅れてしまった結果、多くの物を犠牲にする可能性もあるのです。
豪雨情報をチェックした際には、ただの大雨と油断をせずに、まずは避難場所の確認、必要に応じた避難を行うように心がけましょう。
また避難の際には、長期戦になる可能性もありますので、一通りの災害バッグも用意しておくことが大切です。
食料や水分、その他必需品を用意したバッグは、地震の時だけではなく、必ず持ち出すように心がけましょう。