災害時には携帯電話が使えない?
もしも災害が起きた時には、いち早く身内や知り合いの安否を確認したいという気持ちが働くものです。
ただ、通常時であれば、すぐに確認の取れる携帯電話ですが、災害時には役立たないことが多いです。
一気に多くの人が通信を試みようとするので、混雑してなかなかつながらなくなるのです。
東日本大震災の時、携帯電話を使おうとしたけれども通話もメールもできなかったという経験を持っている方も多いはずです。
このような災害の時には、電話ではなくトランシーバーの活用がおすすめです。
マンションの場合には、マンションの管理組合でいくつか数を確保しておくと良いでしょう。
無線機販売を行っているところとしては、例えば下記のサイトがあります。
>>おすすめのインカム23選!|無線機・トランシーバー・インカムならエクセリ
こちらではこのような災害で力を発揮するトランシーバーなどを複数取り扱っています。
いざというときのために購入を検討してみるのはいかがですか?
現在販売されているトランシーバーは多種多様です。
日本全国をカバーできる無線機能のついているものや数㎞だけをカバーでき、町内や近所の集団避難を誘導するために特化した機種もあります。
ちなみに上で紹介したサイトでは、無料お試しのサービスも行っているので、気軽にトランシーバーの実力を確認できます。
近距離通信は災害時には重要
災害発生した直後、人命の救出が何よりも重要です。
特に大震災のような大きな災害が発生すると、道路などが寸断される恐れがあります。
となると救助で頼れるのは遠方ではなく、近くにいる人になります。
近隣者の救助や火事が起きている場合には初期消火など、近くの人しか当てにできません。
そのような時に近距離通信のできるトランシーバーは大変有効です。
しかもトランシーバーの場合、中継するのではなく、直接トランシーバーを持っている者同士が話をします。
ですから相手を理解した上でコミュニケーションがとれるのは強みといえます。
一斉伝達も可能
トランシーバーは1対1の通話の機能を持った通信手段と思っている人は多いです。
しかし大勢に対して一斉に情報伝達できる能力もあります。
この一斉情報伝達の能力を活用すれば、放送局と同じような効果が期待できます。
たとえば、災害地域情報をトランシーバーのユーザーが共有できます。
また他人同士の通話のやり取りを傍受することも可能です。
ということは、他に自分の身の回りで何が起きているのかの情報収集も容易です。
また他人同士の通話の中で、救助要請があったとします。
その要請が自分から近距離で行われているのであれば、いち早く駆けつけて救助活動もできるわけです。
このような情報伝達ツールは、災害時には大変役立ちます。
たとえ災害発生からしばらくして、携帯電話が復旧したとしても連携活動のアイテムとして活用できます。
いざというときのために、トランシーバーを準備しておくことは決して無駄ではないはずです。
町内会でも会社でも必要とされるケースはあるはずです。